大きな進化、というからにはやはり革新的な進歩をしてほしいものですが、テレビに関しては従来の方法と、あまり変わっていない、と言えます。所謂中身の部分、コンテンツそのものの質は変わっていないからです。

その話は少し置いておき、やはり新しい進化を遂げるためには、それを利用する私達にも求められることがありました。それが、私達の環境において、地上デジタル放送を見られるようにする、ということです。地上デジタル放送は、いわゆるアナログな放送とは、異なった周波数で送受信されるものです。ですから、それに対応した機器が必要となるのです。といっても、テレビで何度も流されましたから分かっている方がほとんどかと思いますが、今でもテレビを見ていない、という方がこれから見るためには、説明が必要かもしれません。

いわゆるデジタル放送には、それを受信することのできるアンテナ、そして、その受信した放送波に対応して番組を写すことのできるテレビ、または、従来のテレビ用に放送波を変換することができるチューナー、それらが必要となるのです。逆にこれらどれかが欠けても、地デジは見られません。ちなみに、アンテナを変えるには工事が必要な場合があります。

テレビが誕生してから、もはや数えきれないほどの年月が経ちました。いえ、数えきれないというのは大袈裟ですが、それくらい私達は長い年月をテレビという存在と一緒に過ごしてきた、と言えます。そして、最早それは私達の生活にはなくてはならないような存在となっているはずでした。

しかし現在は、いわゆる『テレビ離れ』が進んでいます。なぜそのような事態に陥ってしまったのか、それはいわゆるネット社会が生んだ産物とも、副産物とも呼べるものかもしれません。本来テレビが負っていた役割を、より身近にあるもの、誰もが持ち歩くことができて、どこでも確認できるもの、またはより楽しいもの、革新的な体験をさせてくれるもの、等に取って代わったから、と言えます。そういった進歩によって、私達は誰もが良い生活を出来るようになりましたが、その反面、どっしりと腰を構えてテレビを見る、という機会が減ることとなりました。

テレビは、ある年に変革を迎えました。それが、従来のアナログ放送…放送波が受信できない場合は砂嵐が表示されるあれ…が、新しい地上デジタル放送に変わったのです。そこで、各家庭はそれに合わせて、地上デジタル放送に備えてアンテナ工事をしたり、新しいテレビを購入したりする必要がありました。このように、多くの人がやはりテレビという存在を必要としていることが分かりますが、そのくらい密接にあるテレビという存在だからこそ、より大きな進歩を遂げて欲しい、と誰もが考えます。